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6:「食べる」の進化
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多くの生物が共通してもつ成分、さらにその元素が「炭素」である、ということをお話しました。
生命である細胞を構築している成分も、エネルギーを産生させるためにつかっている物質も、どれも炭素化合物です。ですから、すべての生命は、炭素を必要としています。
生物の水分以外の栄養摂取の目的は、言ってみれば「炭素」の獲得である、としても過言ではないのです。
生物は、生命代謝に必要な炭素を、自らが置かれたその環境でいかにして得るか、様々に試行錯誤して生き抜いてきました。
その結果、炭素の獲得の仕方は、生物によって実に様々です。
炭素を無機物の状態で獲得し、有機物に変換して、生物が使える炭素化合物に替えることができる生物を独立栄養生物といいます。
これとは別に、他者が生成した有機物を利用する生物を、従属栄養生物といいます。
この関係が、生物同士の栄養をめぐる相関関係、つまり、食べたり、食べられたりする関係を作るベースになっているのです。
PYXさんログアウト
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(↓削除)
細胞を基本とする生物には、その姿かたちや、生態に限らず、多くの共通点があることがわかりました。
しかし、全部が同じではありません。基本的なところに多くの共通点を持ちながら、それぞれの生物や細胞は、存在する環境のなかで生き抜くために獲得した特徴づけるものを付加し、実現しています。
つまり、基本的なところは似ていても、それぞれの特色を実現するために、異なったものも必要としているのです。
そのため、生物ごとに、必要な元素は多少違っているし、また細胞がどんな分子を利用できるのかも異なるのです。
それは、つまり、生物ごとに必要な栄養は異なっている、ということです。
さらに、生物によっては、「食べる」は必ずしも口からではないし、栄養はかならずしも有機物ではないのです。
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